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年長組 人形劇準備(ぞう組クラスだより)
粘土つけ
自分たちで作った粘土を使って、いよいよ形作りを行いました。粘土をキレイにつけるためにはポイントがあります。「①うすーく付けていく」(重すぎると人形がねてしまいますからね!!)「②こするとつるつるに」「③どろだんごを作るときみたいに優しく!!」「④パーツを付ける時はでめきんみたいになるべく大きく」説明しながら担任がやってみせると、担任のつけたとび出た目を見て、「うわ~へんなの~」「目がですぎ!!」と笑っていましたが、本番は大きいホールでやることを考え、子どもたちに顔の絵を描いて「どっちがよく見える?」と聞いてみると「大きい方!!」後ろに座っていた子たちも「ここでもよく見える!!」と実感してくれたようでした。
そんなポイントをふまえて粘土つけ開始!!少しずつ粘土をとって・・・「ん!?粘土持ってる?」まじめで慎重派なぞうぐみ、ポイントを意識しすぎて最初はごはんつぶくらい少量とっては必死にこすっているような姿がありました。何時間かかるんだー!!とツッコミたくなるレベルでした。でもそれだけちゃんと話を聞いていた証ですよね。しかしやっていく中で少しずつ要領をつかんでいっていましたよ!! こすればこするほどどんどんつるつるになっていくので、しっかかもっかかチームは頭にかなり時間をかけて細かい所まで一生懸命みがいては「つるつる?」と友だちと見せ合ったりもしていました。
おたからまんちんともんもんびゃっこは、髭と耳の分、粘土をつける範囲も広く、前面が終わりひっくり返したKくん「うわ!まだこんなにある!!」と一瞬ため息をついてしまうほどでしたが、でもなげださずそれよりも、もんもんびゃっこたちはどうしても耳をとがらせたいようで全力で形を作っていました。でもこれが難しく、とがらせようと思うほど粘土が重く、どんどん大きくなってきて気がついたらボトッと折れてしまうこともありました。それでもこだわりは捨てず・・・いい顔してましたよ。
パーツは、粘土をつけはじめる前にそれぞれもう一度役ごとに絵本を囲んでそれぞれの役の特徴を調査しました。しっかかもっかか「目がニヤッてしてる!!」「くちも大きく笑ってる!!」おたからまんちん「やさしい顔」「口が小さい」「まゆげがある」「みみが大きい」もんもんびゃっこ「口が大きい」「金の歯がある」「鼻が大きい」「目は丸い」かんた「オレたちと一緒」「目と口と鼻とまゆげと耳!!」などなどそれぞれジーっと見つ目ては特徴をつかんでいました。
ですが、顔の粘土をつけ終えパーツ作りに入ると、顔にかなりの時間をかけていたこともあってか「できた~!!」と持ってくるとどの役も目だけ「さっきの調査でいいこといっぱい言ってたけど目だけで良いの?」と確認すると「あっ!!そーいえばまゆげがあったんだ!!」「鼻わすれてた~」なんて我に返ったかのように机に戻り作り始める姿もありましたよ。
それまで全員同じような形でしたが、パーツをつけるとぐっとその役らしさ、そしてその子らしさが出てきます。同じしっかかもっかかでも、Nくんは鼻の形を三角で捉えていたりNくんは鼻すじを表現するため長い粘土をつけていたり。Mちゃんは顔の周りの赤い模様も粘土でつけていたりIくんは大きい四角い口を意識して悩みながら作り上げていました。
また、同じ口でもおたからまんちんのTくん、Mくんはかわいい口、しっかかもっかかは、口角があがったニヤッとした口を作っていたり、それぞれ特徴を意識しつつも、それぞれの捉え形や表現方法が違い面白かったですよ!!どこか作った人ににているような・・・♡
大人でも形を捉えて、形にすることは難しいことだと思います。長い子では1時間半近く時間をかけて作り上げていました。すごい集中力ですよね~。そんな難しい挑戦をやりきれるのは人形劇への憧れの想いと1人ひとりやる気があるからこそですよね!!出来上がりが楽しみですね!!(ぞう組クラスだより)
↓↓↓ 少しずつ土台に紙粘土をつけていきます。(ぞう組)
↓↓↓ 紙粘土をつけながら、丁寧になでるとツルツルになって、ひび割れなくなり、丈夫になります。(らいおん組)
↓↓↓ 自分たちで作った紙粘土を、指先を使いながら少しずつつけている様子。(きりん組)