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年中組 運動会ごっこ(とんぼ組クラスだより)
来たる運動会ごっこ!
糸車体験を経てのリズム『糸車』。「らいおん風船まる」チームと「糸」チームの糸車はいかがでしたか?チームが決まったものの、実際仲良しのお友だちの顔しかわからず、曲がかかっても、なかなか輪を作るのが難しかった数日。そんな姿に、「だれかリーダーになって、もしどっちのチームに行くか迷っている子がいたら、誘ってあげて」と伝えると、〝はいっ、はいっ、リーダーになる!!〟とあちこちから手があがり、そこから随分意識が変わりました。ついこの間までは、手が離れて壊れるのが楽しかった糸車が、曲が流れると、「絶対、手をはなさないでね!」「ぎゅっとつかんで!」「ふざけないで!」と気持ちを鼓舞するような声かけも出てくるようになりました。
本番の朝の集まりでは、私から最後に、「花組のときはリズムは、自分が楽しければそれで良かったんだけど、虫組のリズムは、友だちと力を合わせて、気持ちがひとつにならないと絶対にできないリズムなんだ。それが、1つ大きくなったみんなだからできることなんだよ」と伝えました。とはいえ、やっぱり最後は大好きなお家の人に糸車を見てもらいたい!それが子どもたちの1番のモチベーションです。そしてドキドキの本番を迎えました。
どちらかというと心配していたのは、「糸」チームの方。ところが、す~っといい感じで丸い輪を。〝おっ!これならいけるかも・・・〟と私は、「みんなだけでいける?」とそ~っとつないだ手を離し輪からはずれました。そしてF先生におんぶされていた「らいおん風船まる」チームのKくんの所へ。Kくんは、リズムに笑顔で参加することもあったのですが、この日は、大勢の人を前に緊張気味。おんぶも嫌がるくらいに拒絶する時もあったのですが、昨日はおんぶを受け入れてくれました。 きっと、気持ちの中ではとんぼぐみのみんなと回りたかったのだろうなぁと思いました。心配していた『糸』チームは、最後まで、自分たちで回っていましたね。やっぱり本番の力はすごい!!
~中略~
運動会ごっこを終えて、途中でうまくいかないことがあってくじけそうになりながらも気持ちを切り替え、再び前を向いて歩き出す姿に本当に子どもたちの成長を感じました。そして、できた時の達成感。自信みなぎる表情。子どもたちにとってみれば、お家の人が応援にかけつけてくれているという言わば大舞台。そこで、家族や友だちに見守られながら自分の力が出せたことは、大きな喜びだったでしょうね。最後の最後まで暖かい拍手と声援ありがとうございました。この調子でお店屋さんごっこも楽しめるといいですね・・・ (とんぼ組クラスだより)
↓↓↓『よーいドン!』かけっこ。ゴールまで走りぬけます。
↓↓↓『竹渡り』自分の体を支えて渡ります。